やっと秋の気配
すさまじかった今年の夏、夏以外の表現が必要なほどでしたね。まだまだ残暑が
続きそうですが、今日(10月4日)の東京は最高気温24度、最低20度。30日まで
滞在した神戸市は最高気温25度、最低気温21度と秋の気配になりつつあるようです。
猛暑から急にこの気温なので、風のある日陰は少し寒いような感じがします。引き続き
体調管理が必要ですね。
医事課ネットワーク 拠点リーダー募集 算定について一緒に考えしましょう
拠点リーダーとはレセプト算定が好きで、算定スキルを上げたいと考えている方なら、
特別な要件はなく誰でもなれます。
*リーダーにお願いすることは次の3点です。
・弊社との連絡 *拠点リーダーにクオカードを贈呈いたします
・勉強会の日程を決めて参加希望者の募集(日程が決まれば弊社も募集します)
・勉強会当日の簡単な進行
勉強会(さとう塾)開催方法
・会場確保 実施を希望する医療機関の近くの会場を弊社が予約
・開催時間 就業時間以降17時30分頃から1時間程度(相談の上)
・内 容 リーダーや参加者のリクエストで弊社が作成する算定資料の解説や演習
・開催頻度 3、4か月に1回程度
・参加者 拠点リーダーのネットワークを活用し参加を希望する方
・参加費用 無料
・開催場所 JR山手線から電車利用で片道1~1.5時間程度で移動できる地域
・開催最低人数 3人
うまく運営できるか、参加者が集まるか全く未知数ですが、ご興味のある方は「お問合せ」
からご連絡ください。件名は「さとう塾リーダー希望」とお願いします。
弊社は事業として勉強会の実施がありますが、それとは別の私的な勉強会です。
よろしくお願いします。
2025年9月実績報告
レセプト点検件数 575件
延点検時間 40時間
移動距離合計 1,574㎞
移動時間合計 21時間
レセプト点検で訪問した医療機関
1都3県 6病院 7日間
*東京都1病院、埼玉県3病院、愛知県1病院、兵庫県1病院
講習会
*TMG レセプト請求リーダー養成講座 2時間
*TMG DPCコーディングスキルアップ講座 2時間
その他の業務
*株式会社FBS・WEB会議
乗車した路線
*西武池袋線、西武有楽町線、西武新宿線、埼京線、東武東上線、東京メトロ副都心線、
山手線、東海道新幹線、東海道本線、山陽新幹線、神戸地下鉄西神山手線、JR神戸線。
乗降駅、乗換駅
*練馬、所沢、小竹向原、志木、朝霞台、小平、池袋、戸田公園、品川、豊橋、刈谷、新神戸、
三ノ宮、三宮、神戸、兵庫。
移動の楽しみは食事と甘いもの、たまに観光
【さんま】
大戸屋でさんま食べました。肉厚で美味しかったです。ネットによると今年のサンマ漁は
大量で、かつサイズが大きく脂がのったものが多いとありましたが、まさにその通り。
さんまの骨に着いたところが好きなんです。大根おろしと一緒に食べるのが美味しいですね。
「秋刀魚がでると按摩が引っ込む」ということわざがあるそうです。さんまは栄養が豊富なので
秋にさんまを食べると健康になり按摩屋(マッサージや整体ですね)に行かなくてもいいという
ことだそうです。
さんまは必須アミノ酸をバランスよく含んだ良質のタンパク質や貧血防止に効果のある鉄分、粘膜を丈夫にするビタミンA、骨や歯の健康に欠かせないカルシウムとその吸収を助けるビタミンDも多く含んでいるそうです。釧路市漁業行動組合のホームページに載っていました。大漁のため販売価格が安いということなので、焼き肉定食が好きな方も、たまにはさんま定食といきましょう。
指摘3選
1.腫瘍マーカー検査は緩和ケア病棟の転棟前ですか、後ですか

S状結腸癌で入院し緩和ケア病棟に転棟した患者さんですね。
出来高レセにCEAとαフェトの入力がありますが、これは
転棟前ですか、転棟後ですか?

医事コンカレンダー画面を確認します。
転棟前でした。

ということは一般病棟で実施したので
悪性腫瘍特異物質治療管理料が算定できますね。

そうでした
入力時に入院基本料を確認する必要がありますね。
部署内に注意喚起します。

よろしくお願いいたします
2.感染隔離中のリハビリは急性期リハビリテーション加算 算定

入院中にCOVID-19を発症し特感管を7日算定していますね。
実日数が25日でリハビリ実施日が20日なので隔離中にリハビリを
実施していると思います。
それなら急性期リハビリテーション加算が算定できます。

これもカレンダー画面でわかります。
隔離した7日間も大腿骨頸部骨折に対する運動器リハを実施していました。
加算対象ですね。12単位実施したので600点の増点です。

COVID-19以外にも特感管の対象となる感染症や二類感染症、
新型インフルエンザの時も算定できます。

特感管を算定しなくても急性期リハビリテーション加算は算定できますか

できます。特感管の算定要件は標準予防策を講じた上、
これは院内感染対策指針等で決められた手順に沿って行うことですが、
加えて空気感染対策、飛沫感染対策、接触感染対策が必要です。
個室隔離だけでなく多床室でカーテン隔離等予防策を実施した患者さんに
リハビリを行えば算定できます。
ちなみに疑似症の時は初日のみの算定です。

わかりました。リハ室と連携し算定機会を見逃さないようにします
3. DPC アナフィラキシーショック → MRI造影剤ショック

コーディングデータを見ると治療はポララミンの点滴です。
アナフィラキシーの原因は何でしょうね。記載がありますか

発疹と呼吸苦が出現したとあります。

コーディングは180040手術・処置等の合併症でいいですね。


副作用としてアナフィラキシー、発疹、吐気などの可能性を説明し
同意を得ているはずです。

今回のアナフィラキシーの原因は造影剤だったということですね

そうです。T88.6に該当するのは他に次のようなものがあります。
ペニシリンショック、ヨードショック、薬物性ショック、ピリグラフィンショック。薬剤によるショックですね。ピリグラフィンは商品名がビリスコピンで、これも造影剤です。入院契機病名が「アナフィラキシー」の時は
原因を確認し治療内容と合わせ、コーディングを検討するといいですね。

わかりました。今までアナフィラキシーの時は161060の一択でした。
次回から原因を調べるようにします。

一般社団法人日本アレルギー学会のアナフィラキシーガイドライン2022の
7・8ページの「アナフィラキシーの要因」を見ると、
医薬品では造影剤ショックが一番多いという結果になっています。
アナフィラキシーの原因と症状は多彩なので、コーディング時は原因、症状、治療を確認しコーディングしましょう。
猛暑から一転、朝晩は気温が下がり体調管理が難しい状況です。
半袖か長袖か迷う日も多くなりました。長期予報では西日本と東日本は10月末まで
残暑が続くようです。こまめな着衣調整が必要ですね。
服装指数という予報があるようなのでご参考に。
次回は11月上旬に配信の予定です。
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