ゴールデンウイーク
レセプト提出の締め切りが10日である限り、GWは診療報酬請求の関係者にとって悩ましい
時期です。今年は3日から6日が4連休で9日が土曜日、10日が日曜日なので、1日から10日の
平日稼働日は3日しかありません。土曜日出勤(土曜日が休みの所)や日祝日の勤務で対応し
たのではないでしょうか。私は5日6日にレセプト点検がありましたが2日と4日に登山に行っ
たのでリフレッシュ出来ました。
5月は診療報酬改定直前の月です。施設基準の届出や新点数に対する院内検討を行っている
ことでしょう。4月にレセプト点検で伺った病院は、ベースアップ評価料について悩んでいる
ようでした。すでに疑義解釈が出ていますので確認が必要です。疑義解釈は医療現場からの質
問をもとに発出されますので不明点は厚労省、厚生局地方事務所、医師会等に質問しましょ
う。同様の質問や説明を要するものが疑義解釈につながります。
ご報告
昨年より「医事課ネットワーク 拠点リーダー募集」の呼びかけを始め、不発が続いていま
したが、この度東京都多摩地区の医療機関の職員の方からファーストコンタクトがありまし
た。さらに城南地区の医療機関からも連絡がありました。城南地区は5月13日に実施します。
これを機にネットワークが広がりネットワーク同士の連携ができることを夢見ています。
改めて内容を記載します。
医事課ネットワーク 拠点リーダー募集
拠点リーダーとはレセプト算定が好きで、算定スキルを上げたいと考えている方なら、
特別な要件はなく誰でも立候補できます。
*リーダーにお願いすることは次の3点です。
・弊社との連絡
・勉強会の日程を決めて参加希望者の募集(日程が決まれば弊社も募集します)
・勉強会当日の簡単な進行
勉強会開催方法
・名 称 ○○地区医事課ネットワーク
・会場確保 実施を希望する医療機関内または近くの会場を弊社が予約
・開催時間 就業時間以降17時30分頃から1時間程度(相談の上)
・内 容 リーダーや参加者のリクエストで弊社が作成する算定資料の解説や演習
・開催頻度 3、4か月に1回程度
・参加者 拠点リーダーのネットワークを活用し参加を希望する方
・参加費用 無料
・開催場所 JR山手線から電車利用で片道1~1.5時間程度で移動できる地域
・開催最低人数 3人
うまく運営できるか、参加者が集まるか全く未知数ですが、ご興味のある方は「お問合せ」
からご連絡ください。件名は「医事課ネットワーク リーダー希望」とお願いします。
弊社は事業として有料の勉強会の実施がありますが、それと別の私的な勉強会です。
ネットワーク構築によろしくお願いします。
2026年4月実績報告
レセプト点検件数 713件
延点検時間 41時間
移動距離合計 1,569㎞
移動時間合計 21時間
レセプト点検で訪問した医療機関
1都4県 7病院 6日間
*東京都2病院、埼玉県2病院、神奈川県1病院、愛知県1病院、兵庫県1病院。
講習会
なし
その他の業務
*株式会社FBS・WEB会議
乗車した路線
*西武池袋線、西武有楽町線、西武新宿線、西武拝島線、西武多摩湖線、JR埼京線、JR山手線、
JR中央線、JR武蔵野線、西東京バス、JR湘南新宿ライン、JR京浜東北線、JR根岸線、
東武東上線、JR東海道新幹線、JR東海道本線、JR山陽新幹線、JR神戸線、
神戸地下鉄西神山手線。
乗降駅、乗換駅
*練馬、所沢、秋津、新秋津、西国分寺、八王子、中野山王、小竹向原、志木、朝霞台、池袋、
田無、戸田公園、武蔵浦和、戸塚、品川、豊橋、刈谷、横浜、港南台、新神戸、三ノ宮、
神戸、兵庫。
移動の楽しみは食事と甘いもの、たまに観光
【神戸ホテルジュラクの朝食】
神戸駅周辺の宿泊はこちらのホテルに決めています。駅から徒歩3分、地上と地下のデュオこうべからアクセスできます。
地元兵庫の食材を使った朝食が秀逸です。朝食会場は広く品数がとても多いビュッフェ形式です。おすすめは淡路島の玉ねぎを使った温野菜とアス卵掛けご飯、醤油は地元神戸の池本醤油。レセプト点検前のエネルギー補給ができます。
指摘3選
1.進行性核上性麻痺は難病患者等入院診療加算の対象

進行性核上性麻痺で入院した患者さんです。
難入の対象疾患ですね。早見表確認してください。

はい、どこに記載がありますか?

パーキンソン病関連疾患の( )書きにありませんか

ありました。パーキンソン病だけを確認し、
( )の中まで見ていませんでした。

1日250点算定できるので対象疾患をひと通り確認してください。
実日数分算定できる大きな点数なので。

今回は入院期間が15日なので3,750点の増点です。

増点ということは37,500円の損失があったということなので、
金額ベースで考えるとビックリですね。公費難病なので受給者証を確認することでも算定につながります。

本当ですね。難病の登録がありました。
以後気を付けます。部署内に通知します。
2.3週間以上のMAP輸血 → 不規則抗体価加算は週1回算定可能

骨髄異形成症候群の患者さんで、レセプト表記で2月24日に1回目のMAP輸血があり3月は4日10日16日にMAP輸血を実施しています。3週以上にわたる頻回輸血なので不規則抗体価検査の実施があれば週1回算定できますね。カルテはどうですか。

3回ともに実施があります。

では不規則抗体価加算197点を3回算定できます。
早見表の輸血の項目を確認してください。

早見表に記載がありました。週1回算定ということですが、
3回とも7日以上間隔が開いていませんが3回算定可能ですか。

可能です。次は早見表の9ページを見てください。

9ページですか。初めて開くページです。

ここはあまり読まれていないと思いますが、算定に関するとても重要な記載があります。歴週とは暦上の1週「日~土曜日」とあるので、最初の輸血の2月24日から7日毎に1週とするのではなく、カレンダーで確認すればいいんです。

そう考えるんですね。そうすると3月の日曜日は1日、8日、15日なので
MAP輸血の3日はそれぞれ別の週になるので算定可能ということですね。

そうです。例えば入院栄養食事指導料は(週1回)とあるので週が変われば2回目を算定することができます。木曜日に初回を実施し翌月曜日に2回目を実施すれば算定できることになります。管理栄養士は6日間開けないと算定できないと思い、スケジュールを組んでいるかもしれないので教えてあげてください。

わかりました。他の項目で週1回とあるものは算定につなげます。
3. DPC 急性腸炎 → インドカレー食後に症状出現は非感染性腸炎

初診時のカルテ記載を見ると「昼にインドカレーを食べ夕方から腹痛、下痢が始まった」と患者さんの主訴に記載があります。ウイルス感染ではないと思いますが。




記載されているはずです。

書いてあります

カレーを食べたことが原因から考えると非感染性腸炎ではないかと思います。

非感染性腸炎は傷病名欄であまり見たことがないです。

カルテ閲覧するとたまに記載がありますが、診断名は急性腸炎になるかもしれませんね。DPCならではの傷病名ですね。

入院契機が急性腸炎の時はカルテを確認したり
医師に聞いてコーディングを決定します。
今日は5月7日、東京練馬の最高気温は27℃です。昨日は風が強く肌寒し感じがしたので
なおさら暑く感じます。これからも暑い日が続くと思います。私の務めは約束の日時に約束の
場所に行くことなので、健康状態の維持が1つのテーマです。皆様も健康に留意してください。
次回は6月上旬に配信の予定です。
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